故人やご遺族の想いを込めた祭壇 「生花祭壇」が人気な理由(わけ)
飯田市の葬儀・家族葬・事前相談セレモニーホール飯田
代表取締役(復元納棺師・終活カウンセラー)伊藤佳代子です。
セレモニーホール飯田でも多くご依頼を頂く生花祭壇についてお話しします。
通常、葬儀の際に用いられる祭壇は、故人の遺影や供物を飾る装飾壇のことを指します。
かつては白木の祭壇が一般的でしたが、最近は洋型の祭壇や生花で飾った祭壇など故人の生き方を反映したさまざまな祭壇が多くあります。
昔は有名人や社葬などでしか使われることがなかった生花祭壇ですが、現在ではスタンダードな祭壇になりつつあります。
葬儀に飾られるお花というと白い「菊」の花を思い浮かべる方も多いかと思いますが、今はさまざまな種類や色の生花が使われ、故人様の生前の想いやご遺族の想いを表現できる祭壇としても注目をされています。
生花祭壇のデザインは多種多様なため、どんなデザインの祭壇にするのかとても悩みますね。ここではデザインを選ぶ際のポイントを3つお伝えしたいと思います。
故人の好きだったお花のデザインを選ぶ
祭壇で使われるお花には、キク・ユリ・ラン・カーネーションなどが多いですが、故人の好きだったお花を中心にアレンジされた生花祭壇を選ぶのも良いと思います。
セレモニーホール飯田でも、故人様が好きだった「ひまわり」や「バラ」を祭壇に飾り、大好きなお花で送ってあげることができて、嬉しかったと涙ながらにお話しくださり、ご家族やご友人との思い出を深く語られていたのが、とても印象的でした。
バラはトゲがあるため、葬儀では使えないのではないかと思われる方もいらっしゃいますが、丁寧にトゲを取り除いていますので飾ることができます。
お花のメインカラーで選ぶ
お花の種類だけでなく、色味で選ぶことも良いでしょう。季節によりどうしてもご用意できない場合もありますので、そういった場合などは、お花の色で選ぶと良いと思います。
女性であればピンクや白・黄色、男性であれば青色に色味を統一する方も多いようです。
真っ赤なバラが大好きだった故人様のご葬儀には、赤いバラを差し色に、ピンクと白を基調とした素敵な生花祭壇になさったこともありました。
故人の好きだったものをモチーフに使う
故人様のご趣味や好きだったものをモチーフに作られた花祭壇も良いでしょう。
故人様のご趣味であったゴルフから、ゴルフ場をモチーフにした生花祭壇や、ハートやリボンで可愛く飾った祭壇、山や海の景色をモチーフにしたりなど、ご相談もお受けします。
祭壇も多種多様にありますが、生花祭壇にする事で、悲しみに沈みながらもたくさんのお花に囲まれる事で、ご遺族や参列者の方の慰めになり、故人を思い出しつつ故人を偲ぶことが出来るのではないでしょうか?
お花でおくる葬儀(生花祭壇)へのご相談はお気軽にご連絡ください。